TK from 凛として時雨 TOUR 2021 “yesworld” 仙台PIT感想

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新曲yesworldが現在の心境を吐露するようであったり。新譜がコロナ禍での様々な試みをまとめたようなものだったり。昨年中止になった彩脳ツアーのリベンジでもあるのかな…など。好きなミュージシャンと同じ時代を生きてることを今まで以上に感じながら向かった仙台。ツアー初日。

ソーシャルディスタンスなど感染対策が徹底されるなか入場すると、チケットに書かれた10列目が最後列で驚いた。

開演前、注意事項を読み上げるアナウンスの最後、色々な対策をして来てくれたことメンバースタッフ一同心より感謝しております…との言葉に、人との間隔が広く取られ寂しさを感じる会場や昨年ツアーの中止が決定した時のことなど色々重なって見えてきて、今日しっかり楽しんで感染症対策も頑張ろうと決意を新たにした。

 

セットリスト(転載不可)
  1. 凡脳
  2. 鶴の仕返し
  3. kalei de scope
  4. Crazy Tampern
  5. Dramatic Slow Motion
  6. subliminal
  7. reframe
  8. インフェクション
  9. 彩脳-TK side-
  10. Shandy
  11. copy light
  12. phase to phrase
  13. 蝶の飛ぶ水槽
  14. P.S. RED I

アンコール

  1. unravel
  2. yesworld

 

MC

4曲目後

「お久しぶりです。TKです!
こんな状況ですが来てくださってありがとうございます。
僕たちはステージから全力でお送りしてますので、最後までよろしくお願いします」

9曲目後

「楽しんでおられますか?
僕たちも燃え上がっております。最後までよろしくお願いします」

アンコール

「なかなかこういう状況なので、どう楽しんだら良いか…立っていいのか座っていいのかって感じかもしれませんが。ライブは皆さん、自由に、超自由に楽しんでください」

 

感想と覚え書き

びっくりどっきりセットリスト凄まじかった。彩脳の曲たちの初ライブがいきなりアコースティックだったので、ライブハウスで迫力や音圧感じられて嬉しい。3曲目で予想してなかったkalei de scopeきて興奮した。その他のチョイスもリリース日がバラけていてソロデビュー10年の歴史を感じる。本当に良い曲ばかり。

座っていると音楽で体が揺れるの我慢しすぎて筋肉痛になりそう。立って観てた人は端にほんの数人だったのでみんな今ごろ筋肉痛なのでは。

またしてもメモが解読不能なので思い出しつつ。付け加えていきます。

 

サポートメンバーみなさん黒い衣装。TKさんはyesworldのアー写みたいな黒のロングシャツ。

 

初っ端いきなり凡脳!ライブは初参加の片木さんが彩脳ドキュメンタリーでこの曲を弾いてるところ印象的だったのでアガった!ダダダダッのキメは赤い点滅。どうせ〜の照明も綺麗だった。

 

鶴の仕返し 仄暗いなか左右の上から羽みたいな照明。TKさんが左右にゆらりと動きながら歌ってた。決して開けないで、で暗転とタメて、僕の〜に入るの最高!音源よりドラマティック溢れてた。

 

kalei de scope いつぶり!?綺麗な曲。照明もピンクとグリーンで綺麗。

 

Crazy Tampern イントロからブチ上げ。曲が格好良くてBOBOさんすごく見てしまって格好良さとエモさでとっても笑ってしまう。赤点滅からのバーンっとエメラルドグリーンなところあった。どこか音源と違うところで低く歌ってたところあった気もする。

 

Dramatic Slow Motionはタイアップ起用もあったのでセトリに入るの期待してたけど、すごくパワーアップしていて完全に心奪われた。

白と青の爽やかで疾走感ある光のなかTKさんが頭を左右に振りながら歌っていて。意識はディレイに〜で背景が鮮やかなピンクのグラデーションに変わり、歌詞をなぞる左手でお客さんに語りかけていて…夢のロックスターが舞い降りていた。照明の演出も演奏もすべての表現が絶妙に調和していて、最も幸せな瞬間。

 

subliminalでアコギに持ち替え。この曲やるとは。緑がうねうねする背景と赤く照らされるTKさん。やべぇ歌詞のところ左手でジェスチャーしていて色気爆発してた。アッアッアンサーを低く歌うアレンジあり。TKさんのギター大好きなので二番(?)からめちゃ好きで心臓押さえてた。

 

reframe イントロ前ピアノをポロポロ。発売前にインスタにアップしていたあのギターがめちゃくちゃバチバチで格好良すぎ。終盤の歌詞の意志の強い繊細さが好きなのだけど、この日とても力強く歌っていて印象的だった。僕の空へ。

 

インフェクションの照明がマジックアワー的な夕陽色。片木さんのコーラス美しい。あなたのすべてを海の〜でツーっと手を下に下ろしてた。あなたの孤独に〜の照明も綺麗。

 

彩脳くるぞ!どっち…TK sideだ!!イントロ格好良すぎる!!配信音源はデモっぽいんだけど、配信ライブでめちゃ完成されてる印象受けて。ライブだと音ぜんぶが一点集中で刺しにきてる感じ。参りました。格好良すぎ。

 

Shandyで茶色いギターにチェンジ。スモークめちゃ炊かれていて白い光のなかにいるみたい。バチくそ格好良いこの曲。

 

copy light そのギターはこの曲のイメージ強い。背景は毛糸玉。イントロでピンスポ。歌詞が新しくなってからより響く。誰かの声じゃ〜と、その声で叫んでで大きくのけぞって歌っていたの心にきた。BOBOさんがいいお顔していてなんとか涙は堪えた。立ってあのギターソロはエモです。

 

すごくlast eyeぽい深海感のある音出し(ほのかさんのヴァイオリン→片木さんのピアノ→吉田さんのベース)があって、だんだんとこれは…phase to phraseだ!TKさんが歌い出すアレで背後に回るライト。格好良かった。

 

蝶の飛ぶ水槽。水中感ある水色ライト。このタイアップになったpetの人生最高な記憶で、海にハイビスカスが降っているシーンがあるのだけど、ピンクの照明でその場面思い出した。不穏な間奏部分でTKさんがマイクから離れたところでかなり動いてた。くれてやるさ、で手をフロアに差し出してた。

 

からのP.S. RED Iですよ。全力で楽しみました。格好良いよね。

 

アンコール。

七分袖のTKさんが最初に登場して、片木さんとBOBOさんがその前を譲り合いながら?定位置へ。

unravelで豹柄みたいな背景。最後らへん左と右で回転してたのであれは心臓とかのイメージだったのかな。


yesworld 劇場で2回聴いたけど、YouTubeもCDも我慢してライブを初聴きにしたかった。

行き先も分からずタクシーに乗っている不穏さ。蛇行するような赤いテールランプを表現するように下方向だけに照明が当てられていた。後半のシャウトで光を見せてくれるの素晴らしい。この曲がラストで、明日からの現実を戦う力もらった。